最初に:マイルで沖縄旅行は本当にできるの?
「マイルを貯めて、沖縄にタダで旅行に行けるらしいよ」。そんな話を聞いたことがあるかもしれません。でも、「それって出張とかで飛行機によく乗るビジネスマンだけができるんじゃないの?」と思っている人も多いでしょう。
実は、そんなことはないんです。マイルは、飛行機に乗らなくても貯められるし、工夫次第で高校生や学生でも十分にマイルを貯めて、お得に航空券を手に入れることができるんです。
しかも最近では、スマホアプリやクレジットカード(家族カード含む)を使って、普段の買い物、ネットショッピング、電気・ガス・水道などの公共料金の支払いを通してもマイルを貯めることができるようになっています。
この記事では、「そもそもマイルって何なのか?」「どうやってマイルを貯めるの?」「貯めたマイルは何に使えるの?」など、マイルについて基本からしっかり理解できるように、初心者にもわかりやすい言葉でじっくり解説していきます。
マイルって結局なんなの?基礎の基礎から知ろう!
「マイル」って聞くと、ちょっと大人向けの難しい言葉に感じるかもしれませんが、実はそんなに難しくありません。ざっくり言えば、マイルは「飛行機会社のポイント」のこと。コンビニやスーパーで貯める「ポイントカード」の“飛行機バージョン”と考えればOKです。
マイル=航空会社が提供するポイント制度
マイルは、飛行機に乗ったり、マイルが貯まるお店やサービスを利用したりすることで、コツコツと貯めることができます。
そして、貯まったマイルは、次のような使い方ができます:
- 飛行機の航空券に交換できる(無料で乗れる)
- 座席のアップグレードに使える(エコノミー→ビジネスなど)
- ホテル宿泊、商品、ギフトカードなどと交換することも可能
つまり、「ポイントが貯まったから、無料で飛行機に乗れちゃった!」なんてことも、しっかりと計画してマイルを貯めれば、現実になります。
マイレージプログラムに登録しよう!
マイルを貯めるには、まず「マイレージプログラム」という、航空会社の会員制度に入る必要があります。これは年齢に関係なく、誰でも登録できます(13歳以上ならオンラインで自分で登録できる航空会社もあります)。もちろん登録は無料です。
会員になると、専用の会員番号(ID)がもらえて、その番号にマイルが貯まっていく仕組みです。スマホアプリを使えば残高もすぐに確認できるので、とても便利です。
日本ではJALとANAが2大巨頭!
日本でマイルを貯めるなら、まずはこの2つの航空会社から選ぶのがオススメです。
- JAL(日本航空):JALマイレージバンク(JMB)
- ANA(全日空):ANAマイレージクラブ(AMC)
どちらも日本国内の路線がとても豊富で、沖縄・北海道・東京・大阪など、主要都市をカバーしているので、日本国内をお得に旅行したい人にぴったりです。
海外の航空会社(たとえばデルタ航空の「スカイマイル」や、ユナイテッド航空の「マイレージプラス」など)も魅力的なサービスがありますが、最初は日本国内で使いやすいJALまたはANAからスタートするのが安心です。
マイルには有効期限があるから注意!
ポイントやマイルは、永遠に使えるわけではありません。実は、マイルには「有効期限」があるんです。
JAL・ANAともに、マイルは基本的に「3年以内」に使わないと消えてしまいます。具体的には、「そのマイルをもらった月から3年後の月末まで」に使わないといけません。
たとえば、2025年6月に獲得したマイルは、2028年6月末までが有効期限です。ちょっとずつ貯めていっても、いつの間にか期限切れになってゼロになってしまうこともあるので注意しましょう。
そのため、「いつまでにどのくらいのマイルを貯めて」「いつどこへ行きたいのか?」という目標を持って、しっかり計画的に貯めていくことが大切です。なんとなく貯めるのではなく、具体的な目標があれば、モチベーションも上がります。
【次の記事へ】マイルの本当の価値とは?最大限に活かす使い方
マイルの基本がわかったところで、次はいよいよその「価値」に迫っていきましょう。
実は、マイルの価値は「1マイル=1円」とは限りません。使い方によっては、1マイルが2円、3円、場合によっては5円以上の価値になることもあるんです! 逆に、使い方を間違えると、1マイルの価値が1円以下になってしまうことも……。
マイルの「お得な使い方」と「損する使い方」を具体的な例を交えて徹底解説。さらに、初心者でも簡単にできる“マイルの価値を最大限に引き出すテクニック”も紹介します。
あなたのマイル、眠らせておくのはもったいない! 次の記事で、マイルの価値を何倍にも高めて、賢く使う方法を一緒に学びましょう。
ちょっとの工夫と継続で、将来の沖縄旅行が“無料”になるかもしれませんよ!
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